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誰も助けてくれなかった、小学5年で始まった親の介護…「48歳で認知症になった母」原作者・美齊津康弘さん

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1. 匿名@ガールズちゃんねる
――家族だけではどうにもならなかったのであれば、地域や行政の支援はなかったのでしょうか。
誰かに助けてもらった記憶は、ほとんどありません。私だけでなく、家族みんなが母のことを隠していました。なるべく部屋から出さずに、近所の人にも見つからないようにして暮らすのに、神経をすり減らしていました。
――きれいで頭が良くてすてきだったお母さんが変わってしまったのを、人に見られたくなかった?
一言でいうなら、世間体を気にした、というのが大きかったと思います。母親が若くしてぼけてしまったのは、家族にとってもショックでしたし、それを周りに知られたらどういう目で見られるのか、どんな反応があるのか、全く想像がつかなかった。
私自身は、友達に言っても先生に言っても、どうせ分かってもらえるはずがないと思っていました。母のことを恥ずかしいとも思っていたし、周りに知られたらどうなっちゃうんだろうと考えると怖さがありました。
――何の助けもなく、苦しい日々をどうやって過ごしていたのでしょうか?
頑張って乗り越えよう、なんて気持ちには、到底なれませんでした。こんな人生、もうどうでもいいと、全てに対して投げやりになっていました。
なぜ、よりによってうちの母が病気になったのか。なぜ、自分だけこんな思いをしなくてはならないのか。自分の中でたまったうっぷんを向ける先は、「世

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